テーブルがたまにビックリするくらい大きな音を出すことがあります その訳
写真はダイニングテーブル タイプ12の天板の裏面です 蟻溝に吸付き桟(反り止め)を仕込んでいるところ きっちり加工しているので プレス機を使わないと収まりません この精巧な加工が「音鳴り」の正体です 無垢材は一年を通じて常に膨張と収縮を繰り返しています 湿気の多い梅雨の時期は膨らんで 冬場の乾燥期には縮みます( 蟻溝にはノリが使われていないので 天板は必要に応じて動きます 動く事で割れを防いでいます )反り止めをきつく抱き締めた天板が 湿気や乾燥の責め苦に耐えきれず 堪えきれずに動くとき 音が出ます と いうワケで 音鳴りは良く出来ている証なので ご安心下さい 膨張と収縮を繰り返しながら 年々 少しづつ痩せてゆるくなり そのうちに音はしなくなります
ps 気が付いた方がいるかも知れませんが 写真の加工は普通ではありません 気になる方は小金井公園本店までお問い合わせ下さい
sawada